ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3
完璧に見えたボディにも、横から透かして見れば
あちこちにうねりや、ひずみがあります

そこは人間の手仕事、鉄を機械でプレスする
量産される、カーメーカーの車のようにはいきません


ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

画像で、白っぽく張り付いた部分は
周囲より凹んでいるので、パテをつけ
サンドペーパーで研磨して、修正した部分です


ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

黄色がパテ、ベージュに見えるのが
車体制作工程で、下塗りされた
サフェーサーの色が、研磨されて
現れた部分です


ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

モールがはまっていた穴も、そのまま埋めると
パテが時間がたつにつれ、ヤセてしまうので
丸い穴のカタが出てしまいます

世の多くの女性が、時と共に変化する方向と逆ですね(笑)


ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3



黄色いパテの部分が、穴に詰められている状態を
横から見たところの図
赤丸の部分が、あとから丸くカタとして
出てしまいます

なので、穴のふちを削り
なだらかにへこましてやります
そうするとパテの入り方が、こんな感じに


ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

全体、ペーパー掛けが終わったら
外せるパーツは、車体から外していきます


ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

これでようやく、下塗りの準備完了

ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

屋根を取り、フロントガラスも取り払うと
もはや車ではなく、マリオカートのようです


ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

あの面影は、いづこへ
あの思い出の、江津湖へ

ごめんなさい、まじめな文章を書き続けることに
耐えられなくなってきました



ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

これは外した、左右のドア
ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

車体後部の、エンジンフード
ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

裏はこんな感じです
そう、色変えなので
開閉部分の見えるところも
塗らなければいけません

ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

パネルの裏側を塗ることを
業界用語で、裏塗りといいます

本塗り前の、サフェーサーは
下塗りといいます


ポルシェ 356 スピードスター レプリカ Vol3

つまりこれは、裏塗りの下塗り
最近では、ネイルアートの世界でも
爪の裏側を塗ることが流行ってきているそうですが

わたくし、よく妻に
「自分の指先なめてみろ!」っと
怒られます

「????」理解できない原鈑に
妻は続けます

「おまえは、ツメが甘いんだよ!!」
・・・・・・・・・詰めの甘い原鈑、このネタまだまだ
続きます























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Posted by 原田鈑金塗装  at 17:31 │Comments(0)塗装

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