いつまでも色つきの車でいてくれ?
車の色はいつまでも、ついているでしょう~っと
思ったアナタ!認識不足ですよ~~

車の塗装の色は、飛んで消えるんです!!

前の記事「頭頂部の気になる方」では

クリヤーがはがれてしまう症状を、ご説明しましたが
今回は、色そのものの変色
いわゆる「退色」という症状を、ご説明いたします

症状が出るのは、ソリッドカラーと言われる
白や黒、青や黄色です

そして一番、退色が顕著なのが「赤」



新車の時は、目に痛いほど発色していた赤も
数年後には、紫外線にやられ変色


こんな赤だったのが

↓ ↓ ↓

変色と白化でこんな赤に

赤みが飛んで、ピンクに近い色になっちゃいます



画像じゃわかりづらいですが、ドアミラーなんかは
とくにひどいですね


ほんとはこうなる前に、屋根つき駐車場へ保管するか
UVカット効果のある、コーティングをするべきでしたが

退色してしまったら、コンパウンドで
塗装面を、軽く研磨してあげると
新車の輝きが、復活します




艶もなく、白っぽく、小傷もあった塗装面が



はい、復活!カメラを構えたおじさんも
くっきりはっきり映る、鏡面仕上げ!





症状にもよりますが、軽自動車
白なら5,000円から、あまりに症状がひどい場合は
再塗装するしか復活できないこともあります
まずは、お気軽にご相談下さいね



タイガース 色つきの女でいてくれよ


かくいう原鈑も、お肌がくすんできたな~っと
思ったら、コンパウンドで顔を磨いてるんですよ

・・・っというのは、まっかな ウソ
誰ですか?原鈑は変色するか、わからんが
確実に変態化は進んでるなって、言ってる人は!!

ただ自分を、赤裸々に語ってるだけです!!
  


Posted by 原田鈑金塗装  at 21:37Comments(5)見積もり修理

2015年05月20日

なだ? そう、そう

先日、おいまつ商店さんにスクープされた
天草洋 様の送迎用マイクロバス

天草洋1
元請けは、地元の整備工場様でしたが
ご縁あって、わが工場へ



買い替えるにはもったいないけど
浮き出てきたサビや、凹みが気になるので
全塗装してくれとのご依頼です




側面に張られている、ストライプステッカーは
はがしてもいいし、マスキングして
そのまま残してもいいとのこと




色はどんな色で?と尋ねると、おんなじ色でいいという回答
それを聞いた原鈑、悪いクセが出てしまいました

「せっかく全塗装するんだから、違うカラーリングにしましょう!」
黙って言われた通りの仕事をしていれば、楽なんです・・・

でも、それじゃ~仕事にやりがいがイマイチなく
楽しくない




まずサビを落とし、凹んだ部分は鈑金して
パテを塗り、削って元のラインを復元します




看板の文字は、今はカッテングシートが主流です
このマイクロバスは、今は懐かしい「手書き」の文字でした
消すのも楽なもんです




バンパーやミラーなど、主だった部品は外して塗ります



天井部分は、全面に細かいサビが出ていたので
鉄板が出るまで、総剥離です

頭部分が、ピッカピカ!この作業が一番手が入ります




サフェーサーと呼ばれる下塗りをして
それを研磨した状態

グレーの部分がサフェーサーです





バスの上の方の作業のため、バスの横に
高所作業用の、足場も組んであります

元の色は、ベージュでしたが
今回のベースの色は、ほぼ白です




一晩放置した後、塗装面にマスキングテープを貼ります
黄色い部分が貼ったところです




はい、面倒なところはMONさんの出番です
わが社では、適材適所をモットーとしております




「黙って言われた通りに塗装していれば
もう終わっていたのに・・・」
画像からMONさんのつぶやきが聞こえそう・・・

まあまあ、コーヒーでも飲んで
気張って下さい




マスキングテープに、下絵を描き終わったら
今度は、塗装する部分をカッターで切り出します




この画像から、波が見えてきますか?



ここまでの作業で、まるまる二日
朝から深夜までの作業です

「こんだけ奉仕させたんだ、追加料金は
もらえるんだろうね?




塗装されたかのように、みるみる原鈑の顔が
青に変わる・・・

言えない、追加料金はいらないって
お客さんに伝えたことなんて・・・

ここで、大問題が発生!!
急に宴会が入り、当初の予定より
4日間ほど、早く仕上げてくれと
泣きたくなるような、要望が~




切り出した部分に、ネイビーブルーを
吹き付けます

原鈑は、波の上に行くほど
水色になるグラジュエーションを主張しましたが
単色を主張するMONさんに勝てませんでした・・・




この波の部分の、マスキングテープをはがすだけで
2時間かかりました~~





本来なら、看板屋さんに依頼する文字も
経費節減のため、塗ることにしました

江戸勘亭流という書体がイメージに一番ぴったりなので
それをチョイス


ん!?ちょっと待ってMONさん
その天草の「草」、おしゃれすぎて読めなくない?
ただでさえ、あまくさなだ(天草洋)って
お客さん読めないのに!

完成まであと少しで、ヘトヘトのMONさん
原鈑をキッとにらむと

「フォントの文字がこれなんだし
こっちの方がおしゃれでしょうが!!」




いやでも、看板はお客さんが読みやすく
あるべきで・・・妻の迫力に
言葉を飲み込み、二度目の敗北に
原鈑のハートも、黒く染まります・・・




お手上げならぬ、部品下げ~~
吊られた状態で、なす術ありません・・・




こちらがお客様に提案した、イメージ図

海鮮和食のお店、あまくさなだ(天草洋)という店名
慶事の送迎もあるので、あまり派手になり過ぎない
それでいてインパクトのあるカラーリング




こちらが
完成した姿
前後のバンパーも、青に塗装しました





MONさん作、渾身の波
そして疑惑の「草」・・・




ちょっと昭和ティストを感じさせ
演歌っぽい仕上がりにしてみました

このバスの運転手さん、長淵剛の大ファンだそうで
夏には、仲間を乗せてこのバスで
富士山のコンサートに行くんだと
話していらっしゃいました






このマイクロバス、後日談があるのですが
それは、現在の本物を見ればわかりますよ





あまくさ なだ? そう そう


天草洋



  


Posted by 原田鈑金塗装  at 17:01Comments(16)エアブラシ塗装
原鈑は、自分のブログを眺め
がく然としました

「天草の車修理屋」というブログ名なのに
仕事の話が、全然ないという事実!!

これはイカン!っと言うわけで
先日の仕事をちょこっと・・・




こちらの赤丸のなか、よく見る車の凹みです
ほっぺにできるエクボは、キュートですが
愛車のエクボは、気持ちも凹みますよね

その凹みを、ほんの数分で目立たなくできます
そのツールはこちら




D・I・Yがお好きな方なら、ご存じ
ホットボンド!
お弁当屋さんは、ホットモット・・・

これを、簡易デントリペアツールの先端に
たっぷり塗り




一番へこんでいる中心部へ、えいやっと
押し付けます




ポイントは、ボンドをケチらずに
画像のように、周囲にはみ出るくらい
塗って、押し付けることです





そして、ツールをセットして
つまみを回していくと、左右の足は
ボディを押さえつけ、中央のボンドでボディに
接着された部分は、持ち上げられ

凹んでいない面と、ほぼ同じ高さまで
持ち上がったら、ボンドが外れます




ボディに、べったり張り付いているボンドは
シリコンオフを吹き付けると、簡単に
ぺろりと、はがせます




凹みの鋭い中央部は、ちょっと残っているものの
一枚目の画像に比べると、ずいぶん目立たなくなりました




料金はいくらですかって?
原田鈑金、この程度の仕事で
お金は頂きません!

遠慮なく、いつでもお持ち下さいね!
なお、仕事で手が離せないときは
ご自身で、セルフサービスになるかもしれません

心の凹みは、時が癒してくれますが
愛車の凹みは、いつまで待っても
決して治りませんよ




  


Posted by 原田鈑金塗装  at 16:03Comments(4)見積もり修理

2015年05月18日

あげまんのおっぱい!?

さて、先日の土曜日
老松商店さんが、「れいほく御利益巡り」の
記事をあげられてました

記事で紹介されていた
「おっぱい揚げまんじゅう」に
喰いついた原鈑、見事に釣り上げられ
コメントをしたのです

そしたら、その日の夕方
老松商店の奥さまが、「おっぱい」を
ひっさげて・・・
(いや、けっして他意はないです!
読み手の受け取り方の問題です!)

訪問していただいたのです



ジャ~~ン!
三角のブラに・・・、いえ!紙に包まれた「おっぱい」
あげてます!かなり寄せてあげてます!!


包み紙を破る瞬間の興奮!
胸の高鳴りは、最高潮に・・・

「君のすべては、ボクのものになるんだ!」

そして、あらわになった「おっぱい」!!




!?微妙な色?メスガッパのおっぱい?
それに乳首が、黄色で四角!?




食品表示を見てみると、レタス・さつま芋の表記が
なるほど、まんじゅう生地にレタスを練りこんで

からいもを乗せているのか~
そのふくよかな、「おっぱい」に手を伸ばし・・・





バクリっといきます
レタスの香りが、ふんわりただよい
ほどよい甘さのあんと、揚げた油がよくなじんでいます

これは、いくつもいけそうだ
老松さん、ごちそうさまでした!
つたないコメントに、わざわざこちらまで届けて頂き
ありがとうございました

もう一個いただこうかと、手を伸ばしたら
あやまって、MONさんのお胸に手が・・・

「こっちは油で揚げとらんわい!」
妻に拒絶され、思わず言ってしまう原鈑

「いや、でもワイヤーであげてるでしょ」
「!!」激怒したした妻に、首を締め上げられる原鈑

薄れゆく意識の中で、思うのだった
(今ボクが幸せなのは、あなたの「あげまん」のおかげです・・・)

  


Posted by 原田鈑金塗装  at 19:07Comments(6)イベントブロガーさん
話は連休前に戻る

イルカウォッチングの、ガイドを引き受けたはいいが
予備知識はゼロと言っていい

原鈑の目に、狼狽の色を見て取った総元締めのスターは
数枚のレポート用紙がファイルされたものを、すっと取り出すと

自信のなさを言葉に出そうとする、原鈑の口元に
制止するように差し出した

「これ、当日までに目を通しておいて」そう言い残すと
まっ黒の革のライダーズスーツに、身を包んだスターは

長い髪を潮風に遊ばせ、夕陽の中に峰不二子をほうふつさせる
シルエットを残し、バイクの爆音と共に去って行った

ファイルには、現場の地理的なことから通詞島や湯島の
歴史的な背景、思わず「へぇ~」と口に出てしまう
イルカの予備知識が、わかりやすく記述されていた

よし、これはイケる!今まで学校のテストは
すべて一夜漬けで乗り切ってきたんだ
ガイド本番まで、間に合わせてやる!

一通り目を通し、二回目を読んでいる途中で
睡魔に勝てなくなり、深い眠りに落ちて行ったのは
初ガイドの前日の夜の事だった




ガイド初日、いきなり一人立ちは無理がある
まずは先輩ガイドに同行して、ノウハウや注意点を学ぶのだ

ブロガー「天てん」として、かたらんなに君臨していた彼は
その身を隠し、ここイルカマリンワールドで「TENTEN」と
名を変え、潜伏していたのである

TENTEN
「いいか、ここでオレの事を『天てん』さんとは呼ぶな
オヤジリーダーと呼べ」

原鈑
「オヤジリーダー!?・・・ですか?」

TENTEN
「そうだ、わが社にはバイトの頭バイトリーダーがいるんだから
オレは、オヤジリーダーでいいだろ」

原鈑
「わかりました、オヤジリーダー・・・」

いきなり妙な造語に戸惑う原版に、オヤジリーダーは
追い打ちをかける

TENTEN
「いいか、この海に泳いでいるのは野生のイルカだ
彼らは毎日生死をかけて戦っている」

「オレたちにとっても、生活をかけて船を出す
ここは戦場なんだ!連休の浮かれ気分で
船に乗るつもりなら、今すぐ帰れ!!」

いつもの知っている、天てんさんとは
全く違う姿と言葉に、返事もできない原鈑

(言えない・・・船の上だけに、『せんじょう(戦場)』なんですね♪
なんて・・・)

まるでゴルゴ13のように、腹の底まで見透かされた
オヤジリーダーの視線に射抜かれ、瞬きすることも忘れるほど
硬直する原鈑であった





画像拝借


※なお登場する人物は、架空ではありませんが
性格や特徴は現実とは違うかも・・・しれません





















  


Posted by 原田鈑金塗装  at 19:09Comments(11)天草観光ブロガーさん
みなさん、連休は楽しまれましたか~?
原鈑、ここ10年くらいで一番楽しみました~~!!

何をしたかといいますと、簡潔に言うと表題どうり


黄金週間船上河童海豚見物案内人

ゴールデンウィークはカッパがシップにライドオンして
イルカウォッチングのガイドをしたわけですよ




RYUさま、画像拝借m(__)m


もともと旅好きな原鈑は、旅人を迎える側にも
あこがれがあったんです

ユースホステルのヘルパーさんとか、東京ディズニーランドの
アトラクション、ジャングルクルーズのガイドさんとか

それをイルカマリンワールドの、スターさんにお話したら
ぜひ来てください!と快諾していただき、夢がかなったわけです
ドリーム、カム、トゥルーですよ!

普段は、お客様の車にさわり、車と無言の会話しかせず
家の中では「メシ!フロ!寝る!」しか言わない
無口で人前に出るのが何より苦手な、このワタクシがですよ

一念発起、今までの内気な自分を変える転換点に
イルカウォッチングのガイドという、日常とは真逆のお仕事に
挑んだのであります

あっ長くなりそうなので、続きはまた後日・・・



















  


Posted by 原田鈑金塗装  at 19:14Comments(8)ボランティア天草観光