2017年06月12日

あべのハルカス登頂記

1人1,500円の、展望室入場チケットを買って
天上界へ、いざ昇天!!




エレベーター内の背面にも、日本一への高さに至る
演出効果があります





ガラス張りが多用されているので、不思議な浮遊感
人々が、天空の民のようです





通天閣、どこかわかります?
茶色いビルの隣



地上からは、仰ぎ見たのに


ここからは、はるか眼下に見えるだけ

地上300mの上空から、都会を見下ろすと
街という巨大な生き物の、全貌が見えてきます

道路という血管を、赤血球のように
車が流れています

阪神高速でしょうか、渋滞してますね





足下に生活する人々に、誰しも湧き上がる感情が・・・

「ふははははっ!下界の人間どもよ
わが足もとに、ひれ伏すがよい!」



「ウジ虫どもが、踏み潰してくれるわ!!」

高い所に上ると、誰もがラピュタの心臓部に入った
ムスカのように、豹変してしまうのです



1,500円で手に入れた、この世の70億人の民の支配者気分

「ほら!バカな妄想してないで、つぎ行くよ!」

たった一人の妻に、70億人の王は
ひれ伏すのでした

「へへ~おおせのとおりに・・・」





ヘリポートツアー!なるものがあるというので
さっそく申込み

どこかの年配の方が、質問されていましたが
一人500円の金額で、ヘリコプターには乗れませんよ

展望室のさらに上、屋上のヘリポートに出れるのです
手荷物は、すべてロッカーに強制収用され
関係者以外、触れることの許されない
重い鉄の扉を開き、はなやかな表舞台から
ふだんお目にかかれない、バックヤードへ

そこはまったく飾り気のない、裏の世界
コンクリート打ちっぱなしの、壁に囲まれ
これまたそっけのない、縞鋼鈑の階段を
カンカン響かせて、むき出しの鉄骨をくぐり
現代のバベルの塔の、最頂部を目指す
20数名の一行







警備員さんが、入り口で目を光らせている
地上300メートル、まぎれもない最頂部の
聖域に足を踏み入れたのです。

頭上にはもはや空しかなく、360°開けた視界‼
肌に感じる空気感は、一歩踏み間違えば300メートル
落下という緊張感があります

柱と窓ガラスに守られた、展望室とは
まったく違う異世界!

こころなしか、酸素濃度が低いような・・・
ガイドのお姉さんから、注意事項が告げられます

カメラ携帯スマホ等は、オレンジの線の内側から
撮影をするように
万が一地上に落としてしまったら、地球が割れます!(笑)

高い所に来たら、みんなで声を出しましょうと
いう事で、おねいさんの「ハルカス~~」に続き
ツアー参加者全員で「さんびゃくぅ~~!!」と発声

原鈑、それだけでは満足できません
地上300メートルで、ヨーデルをかましました




そしてスタッフによる、グループごとの
記念撮影!日本一の高さのビルの空気を読め!と
ばかりに、拒否できない感じで進められます




こちらが、まんまと買わされた記念写真
1200円也!





トイレまで、ガラス張り!!
安心して下さい、用を足すところは
ガラス張りではありません(笑)



中庭を、ぐるりとガラス張りの回廊が包み込むというのが
展望室の構造ですが、その最頂上がこれです





大阪は、阿倍野地区にある
日本一高いビルの屋上から
以上、人一倍「エッチ」な原鈑がリポートいたしました


  


Posted by 原田鈑金塗装  at 00:31Comments(9)おでかけ