2016年07月16日
北北東に進路をとれ

シートを深々と倒し、目をつぶってまどろんでいると
もはや現実の中に意識は存在せず、かといって夢の中へも行けない、混沌の境目をさ迷っている
走行音に包まれ、路面の凹凸に体をゆだねると
不思議な浮遊感に支配される…
ここは空の上?機上のシートに身を沈めている
かのような錯覚。
いや、時おり激しく車体を叩く雨音は
荒れた海を進む船のようだ

まずい、深い眠りに入れない
妻が距離を稼いでくれてる間に寝なければ
目的地までは、九時間
九州を離れる頃には、運転を交代しなければ…