15000メートルの空の上から、赤みが増してゆく
夕景を眺めながら、今回の帰省に思いを馳せてみる


皆、それぞれの道を生き
それぞれの場所に、身をおき
それぞれが、役割を持ち
日々奮闘している…


行く年月が、過ぎようと
あの日々に、一瞬にして戻れる
級友達との、宴の時間…


自分を、大きく成長させてくれた
恩師との再会



数時間で、日本を縦走してしまう
ジェット機で、追いかけてみても
沈みゆく夕日には、追いつけない…



消えてしまう、一瞬一瞬を
胸に焼き付け、鮮明なままの記憶として
自分の中に留める事が、人生なのだ


雲海を、茜色に染め抜いて
夕日は、闇の中に消えていった
足下に、星空かと見間違えるように
イカ釣り漁船団の、漁り火が
漆黒の海面に、散りばめられている


飛行機の車輪が、滑走路をとらえたら
そこからまた、日常という道路を
走り出すのだ…


皆から貰った愛情の、活力源が満タンだから  

Posted by 原田鈑金塗装  at 22:00Comments(9)おでかけ