2013年11月16日

バス・プロジェクト

楽園珈琲の焙煎人、バスさんの愛車
ご存じワーゲンバス


その愛くるしいフォルムと、機能性ゆえに
世界各地に、根強いファンを持つこの車が
ただ今、原田鈑金に入庫中です


バスさんを、ネコバスに変えるのではなく
このワーゲンバスを、ネコバスに変えます!!



スミマセン、ウソです!ウソです
そんなことをしたら、原鈑はバスさんに
本当に、消されてしまいます

今回は、まじめにいきますよ~


第一の目的が、ルーフキャリアの組み立てと取付
そして、第二の目的が・・・・

楽園珈琲のロゴマークを入れる事



あまりの複雑さに、前回のバモスでは
マーメイドにして下さい!っと泣いて懇願した
いわくつきの、ものです

ところが、喃風で生ビールとワインを
しこたま飲んだMONさん、上機嫌でconamiちゃんに
確約しておりました

「わっはっは!あたしにかかれば
楽勝!楽勝!バスに入れましょう~」

のんべの口には、フタが出来ません・・・(ーー;)



まず、ロゴマークを入れるドアの
塗膜のコンディションをチェック



まず1000番程度の研磨用ペーパーで
塗膜の、塗装肌を落とし
つるりんっとした、すべすべの肌にします



より、平滑性を得るため
なおかつ、水研ぎペーパーをかけます



シリコンオフと呼ばれる、アルコールで
油分と汚れを、ふき取ります



タッククロスと呼ばれる、松ヤニ成分を染み込ませた
ガーゼで、微細なホコリまで吸着して
取り除きます



マスキングテープを、重ねすぎず
なおかつ隙間を開けないように
貼っていきます

この時、テープが付きすぎて
糊残りや、はがれないなどのトラブル防止のため

いっぺん、別の所に貼って
はがしてから、あえて粘着力を落としてから
正規の位置に貼っていきます



上の原画を見ながら、拡大コピーをした
ロゴマークの、アウトラインをなぞっていきます



原画をよく見て、そのニュアンスを崩さないように
注意しながら、カーボン紙を挟んでから
マスキングテープに、転写します



写し終わりました


塗る色ごとに、切ったり
貼って隠したりを続けるのですが




まずは、黒を塗る事にしました


一日以上!かかって、ようやく切り出しが完了!
まだまだ、先は長い・・・


  


Posted by 原田鈑金塗装  at 18:12Comments(20)エアブラシ